UnionPay、3-D Secure2.0提供開始新たな本人認証サービス「UnionPay 3-D Secure」により、日本でのオンライン決済をさらに便利で安全に
2021-06-28

世界最大級の国際カードブランド「UnionPay」を運営する銀聯国際(UnionPay International、UPI、本社:上海)は、3DSサーバープロバイダーGPayments(本社:シドニー、日本支社:東京)と株式会社日本カードネットワークへ、UnionPayが提供するオンライン決済セキュリティサービス「UnionPay 3-D Secure(3-D Secure2.0)」のライセンス提供を認証しました。アクワイアラーと加盟店に提供する決済サービスにおいて、次世代のオンライン決済セキュリテイサービスを提供します。

UnionPayの3-D Secure(3-D Secure2.0)は、 EMVCo仕様に準拠しており、オンライン決済サービスの本人認証を最適化します。ワンタイムパスワードに加え、トークンや指紋認証、顔認証などの新たな認証技術と組み合わせた使用も可能になり、決済時におけるカードホルダーの手間を短縮。さらに、ビッグデータの分析により、リスクが低いと見られる取引は「スムーズモード」(フリクションレス・フロー)に入り、UnionPayカードホルダー本人認証ページへの認証情報の入力を減らし、顧客体験を向上させます。一方、リスクが高いと見られる取引は、「チャレンジモード」(チャレンジ・フロー)に入り、SMSやセキュリティ確認など追加の本人認証を通して取引詐欺のリスクを減らします。データの累積により、今後の取引は90%が「スムーズモード」(フリクションレス・フロー)になるとの見込みです。これらにより、安全でスピーディーなオンライン決済が実現します。

また、特徴として、互換性が高く、ブラウザ・アプリ両方に対応が可能です。(※)さらに様々な地域やシステム要件にも適応した標準化されたシステムであることから改修コストの削減にもつながります。

現在、UnionPay 3-D Secure(3-D Secure2.0)は、ヨーロッパおよび東南アジア市場を中心に、世界中の2万社以上の加盟店に導入しており、順次サービスを提供していきます。日本での提供開始を含め、2021年末までに数万単位で新規加盟店へのサービス提供を目指します。世界中のUnionPayカードホルダーに安全なオンライン決済を提供するために、 UnionPay 3-D Secure(3-D Secure2.0)の推進と、さらなる安全性の向上を目指します。また、日本におけるUnionPayの決済サービスとオンライン加盟店拡大を加速させ、利便性の向上にも努めています。

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